multi N/C 2300 シリーズ

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Description

スペシャリスト： 粒子の多い試料や 少量の試料の分析に特化した燃焼触媒酸化のTOC分析装置

粒子が多く、少量サンプルのTOC/TNb 分析

直接注入技術により、コンパクトで堅牢なmulti N/C 2300シリーズは、粒子の多いサンプルに最適です。モジュール設計により、窒素の同時測定だけでなく、固体測定にもカスタマイズ可能です。 セプタムフリーの直接注入は、粒子の多い液体サンプルでのサンプルのキャリーオーバーを防ぎます。マイクロシリンジからの注入は、例えば研究用途のような極めて少量のサンプルの注入を可能にします。全窒素分析によるワクチン中の総タンパク質含量を測定する場合、これらの装置は測定時間が驚くほど短く、キャリーオーバーがなく、幅広い濃度範囲をカバーします。

  • サンプル導入路の閉塞やキャリーオーバーが無い
  • 希釈せずに分析できるため、希釈ステップが不要
  • 結果のリアルタイム表示と21 CFR Part 11準拠の医薬品モジュールを備えた新しい直感的ソフトウェア
  • 独自のVITAフロー管理システムで長期間安定した検量線
  • 自動の酸性化, パージ、サンプル攪拌
  • ワイドレンジビームフォーカス検出器とファーネスを5年保証

粒子の多いサンプルや少量のサンプルに対応する高度な技術

困難なマトリックスや要求の厳しいアプリケーションには、堅牢な装置が必要です。multi N/C 2300シリーズのマイクロシリンジからのセプタムフリー直接注入は、効率的な洗浄技術により、粒子の多いサンプルやエマルジョン状のサンプルでも、注入経路の閉塞やサンプルのキャリーオーバーを効果的に防ぎます。

ワイドレンジビームフォーカスNDIR検出器がこの測定技術の基礎となっています。0～30,000mg/Lの広いTOC測定範囲により、試料を希釈することなく直接測定することができます。Easy Cal機能により、長期安定性と信頼性の高い自動校正が可能です。VITA流量管理システムは、ガス流量の変動を効果的に補正することにより、これらの利点を実現します。

自動サンプル導入のオートサンプラーAS 60は、自動酸性化とパージ、液体サンプルを攪拌するためのマグネティックスターラー機能を搭載しています。2ml HPLCバイアル用112ポジションサンプルラックをオプションでご用意しています。

均質な固体試料中のTCとTOCは、ダブルファーネスモジュールにより、multi　N/C 2300の内部ファーネスで最高950 °Cの温度の触媒酸化で測定できます。さらに、セラミック燃焼管内で固体試料を最高 1800 ℃ (添加剤あり) で無触媒燃焼させるHT1300固体モジュールも利用できます。セラミックボートによる水平試料導入は、3gまでの固体試料をホイルに包むことなく直接分析できます。この固体モジュールは、自動化機能を含むmulti N/C 2300 duoシステムの一部であり、手動または自動サンプル導入の固体測定装置はいつでも後付けすることができます。

窒素を測定するために、信頼性の高い電気化学検出器（ChD）をオプションで装置に組み込むことができます。 あるいは、化学発光検出器（CLD）を個別の検出モジュールとして追加することもできます。

Device Versions

multi N/C 2300

このTOC/TNb分析装置は、環境分析の分野で粒子や油分を多く含むサンプルに適しています。シリンジから直接注入することで、非常に経済的なサンプルハンドリングを実現し、研究用途に最適です。

固体分析 (オプション, マニュアル)

  • HT1300による無触媒高温燃焼
  • 固体中のTIC分析モジュールの追加
  • ダブルファーネスによる燃焼触媒酸化

窒素分析 (オプション)

  • TOC と TNbの同時分析
  • ChD 検出器 (装置に内蔵)
  • CLD-300 検出器モジュール (後から追加可能)

アプリケーション:

  • 下水処理場における排水分析
  • 工業排水および溶出物の分析
  • 少量のサンプルの分析（例えば、研究目的の土壌抽出物、浸透水、氷床コアの分析など）


multi N/C 2300 duo

固体自動分析機能を内蔵したTOC/TNb分析装置は、粒子状物質や油分の含有量が高い水試料や、均一でない固体試料用に設計されています。

固体分析:

  • セラミック燃焼管で最高1800 °Cの無触媒高温燃焼を自動化（添加剤使用）。
  • オプション： 固体中のTIC分析用酸分解モジュール

窒素分析 (オプション)

  • TOC と TNbの同時分析
  • ChD 検出器 (装置に内蔵)
  • CLD-300 検出器モジュール (後から追加可能)

アプリケーション

  • 下水処理場における排水分析
  • 工業排水および溶出物の分析
  • 少量のサンプルの分析（例えば、研究目的の土壌抽出物、浸透水、氷床コアの分析など）
  • 土壌、汚染土壌、堆積物、廃棄物、建設残土の分析

 
multi N/C 2300 N

高温触媒燃焼とCLD検出を用いた全タンパク質測定用の窒素分析装置。この装置は、高度な自動化と短い測定時間により、少量のサンプルとハイスループットのアプリケーションに特に適しています。この分析計は、USP/EP薬局方に記載されている総タンパク質測定法に準拠しています.

自動化

  • AS 60オートサンプラーと112ポジションラックによる大量サンプルの分析
  • 2mlのHPLCバイアルの使用により、サンプル量の大幅な削減が可能

窒素分析

  • CLD-300 検出器を標準搭載

アプリケーション

  • ワクチンの品質管理
  • 製薬産業におけるタンパク質水溶液中のTN測定

Technical Data

 

multi N/C 2300 - ダイレクトインジェクション TOC 分析装置
450-500.100-2

検出器

ビームフォーカス NDIR

オプションパラメーター

TNb (ChD/CLD)

サンプル量

50 - 500 µL

パラメーター

TC, TIC, TOC, DOC, NPOC, NPOCplus

分解モード

燃焼触媒酸化　最高温度 950°C

ガス

酸素 99.995％ または合成空気 (CO2 <1 ppm, hydrocarbons <0.5 ppm)

検出限界

50 µg/L

測定範囲

0 - 30000 mg/L

サンプル導入

ダイレクトインジェクション

測定時間

3 - 5 分

精度

1 - 2 %

寸法 (w x D x H)

513 mm x 464 mm x 550 mm

 

multi N/C 2300 duo - 全自動液体・固体TOC 分析装置
450-500.104-2

検出器

ビームフォーカス NDIR

オプションパラメーター

TNb (ChD/CLD)

サンプル量

50 - 500 µL

パラメーター

TC, TIC, TOC, DOC, NPOC, NPOCplus

分解モード

燃焼触媒酸化　最高温度 950°C & 無触媒高温酸化 最高温度 1300°C

ガス

酸素 99.995％ または合成空気 (CO2 <1 ppm, hydrocarbons <0.5 ppm)
酸素 99.5％

検出限界

50 µg/L

測定範囲

0 - 30000 mg/L

サンプル導入

ダイレクトインジェクション

測定時間

3 - 5 分

精度

1 - 2 %

寸法 (W x D x H)

1865 mm x 650 mm x 970 mm

 

multi N/C 2300 N - タンパク質水溶液用TN 分析装置
450-500.103-2

検出器

化学発光検出器 (CLD)

オプションパラメーター

 

サンプル量

50 - 500 µL

パラメーター

TN

分解モード

燃焼触媒酸化  最高温度 950°C

ガス

酸素 99.995％ または合成空気 (CO2 <1 ppm, hydrocarbons <0.5 ppm)

検出限界

5 µg/L

測定範囲

0 - 200 mg/L

サンプル導入

ダイレクトインジェクション

測定時間

3 - 5 分

精度

1 - 2 %

寸法 (W x D x H)

813 mm x 500 mm x 970 mm

Software

multiWin pro - TOC/TNb分析装置用操作・データ評価ソフトウェア

新しい直感的なソフトウェアmultiWin proは、ユーザーのコントロール画面であり、すべての重要な情報が1つの画面に表示されます。. すべての主要なシステムパラメーターをモニターし、測定結果を明確に表示し、自動化されたユーザーフレンドリーなワークフローにより、快適で的を絞った操作を可能にします。また、FDA 21 CRF Part 11に準拠したデータインテグリティ機能もオプションで提供しています。

このソフトウェアには以下の機能が含まれています:

  • シーケンステーブル: 結果のライブアップデート、異なるメソッドを使用した単一サンプルの測定オプション
  • 検量線: 測定シーケンス中に行ったキャリブレーションを、その後のサンプル測定に適用する自動キャリブレーション
  • Easy Cal: 単一スタンダードからのマルチポイント校正（ブランク補正を含む）
  • レポート作成: 進行中のシーケンス中のデータ評価と結果レポートの作成；
    ユーザーによる単位の選択
  • 換算機能: TOC分析結果をCOD、BODへ変換, TIC 値をCO2 レベルに換算, 総窒素結果を総タンパク質量に変換
  • セルフチェック: 自動的かつ恒久的なリーク監視、入力圧力と装置内部圧力の監視、メンテナンス間隔の追跡、ファーネスとペルチェ冷却の温度、および検出器の状態の監視
  • データエクスポート: LIMS、CSV、PDFフォーマットでの自動または手動エクスポート

 

multiWin pro用FDA 21 CFR Part 11コンプライアンスモジュール

FDA 21 CFR Part 11 準拠およびデータインテグリティ用ソフトウェアモジュール

  • 21 CFR Part 11に準拠したユーザー管理（ユーザーの役割と個別権限の割り当て）
  • 校正報告書、分析方法、分析結果の報告のための電子署名（3段階）
  • アクティブ・ディレクトリ接続
  • ユーザーによる変更を追跡するための包括的なフィルタリング機能を備えた監査証跡
  • 設定可能なパスワードルール
  • 製薬アプリケーションに最適化されたIQ、OQ、PQドキュメント
  • 証明書を含むソフトウェアバリデーション文書の提供

Accessories

AS 60 オートサンプラー　直接注入 TOC/TNb 分析装置用: 60または112サンプルポジションのすべての直接注入TOC/TNb分析装置用オートサンプラー。 サンプルの自動酸性化、攪拌、シリンジ洗浄機能付き。

HT 1300 multi N/C 2300用 - TC/TOC分析の固体測定モジュール: セラミック燃焼管内で最高1,300 °Cの堅牢な無触媒酸化により固体中のTCおよびTOCを定量するための付属モジュール。

マニュアルTIC 固体モジュール: 固体試料中の全無機炭素（TIC）を酸分解により半自動で直接測定するための付属モジュール。

ダブルファーネスモジュール multi N/C 2300用: 石英ボートによる水平試料導入で、最高950 °Cの触媒燃焼による固体中のTCとTOCの定量が可能。

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045-340-5740045-340-5745sales.jp@analytik-jena.com

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